病院のこと

パピーパティーを開催しました

こんにちは。横浜市旭区善部町あらた動物病院院長の小林 新です。

今日は、先日開催された第1回パピーパーティーに関してお話ししたいと思います。

開催にあたり、私が前職からお世話になっていた動物行動学に詳しい獣医師の互先生をお迎えしました。

動物行動学とは、わんちゃんや猫ちゃんの行動や習性から、言葉を話すことができないこの子たちが何を考えているのか、どういう意図の行動なのか考える学問です。これがわかることで、飼い主とわんちゃん・猫ちゃんの生活がうまくいくように、しつけの方法から無駄吠えや分離不安などの問題行動まで幅広い対応が可能となってきます。互先生は二次診療施設などで長年この分野の勉強をされており、私自身が困ったときも非常に的確なアドバイスをしてくれる頼れる先生です。

パピーパーティーとは、簡単にいうと子犬の幼稚園のようなものです。子犬には、社会化期という他のわんちゃんと絆を作ったり、様々な環境に対して順応しやすい時期があり、この時期に適切な刺激を受けることで将来的な問題行動を予防することができると言われています。また、病院にも慣れやすく、病院がその子にとって嫌いな場所になりにくいと言われています。

私は病院がどんな子でも来やすい場所にしたいと思っているので、開院当初より、いつかパピーパーティーをやりたいと思っていました。やっと、その準備ができましたので開催することができて、非常にうれしく思っています。

今回参加してくれたのは、この3頭のパピーちゃん達です。

おやつやご飯を使ってハンドリングの練習をしたり、診察室でおやつをもらったり、遊んでもらったりしましたが、3頭ともとてもお利口で上手にできました。このまま、病院にも慣れてくれると非常にうれしいです。

レクチャー中の様子です。しつけに関する多くの質問もいただきました。
コングに夢中のうたちゃん。
ウタちゃんは診察室でもコングに夢中です。診察台の上で体を触る練習をしました。
ノーズワークマットで夢中のエトちゃん。

来院された飼い主様にもとても喜んでいただき、終わった後も多くの質問をいただきました。

今後も、パピーパーティーを月1で最終週の土曜日に継続していきたいと思っております。参加希望の方はいつでもご連絡をお待ちしております。

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